新しい練馬区立美術館の設計のイメージを紹介する展示=同美術館で
建て替えが計画されている東京都の新しい「練馬区立美術館・貫井図書館」の基本設計をした建築家、平田晃久さんの作品群の模型や設計のイメージを紹介する展覧会「人間の波打ちぎわ」が、同区貫井1の区立美術館で開かれている。23日まで。
平田さんは京都大教授で、隙間や余白を生かした設計をする。代表作に日本建築学会賞の作品賞に選ばれた群馬県の「太田市美術館・図書館」などがある。
会場では、新しい区立美術館の構造を紹介する模型をはじめ、国内や台湾で手がけてきた建築の模型、設計の着想の基になった写真やイラストなど約120点を展示している。
月曜休館(祝日の場合は開館し、翌日休館)。観覧料は一般1000円、高校・大学生と65歳以上は800円、中学生以下と75歳以上は無料。問い合わせは区立美術館=電03(3577)1821=へ。(浜崎陽介)