西川・荒川区長が引退へ 議会で表明 5期目、都内最高齢

西川太一郎区長=区提供

東京都荒川区の西川太一郎(たいいちろう)区長(82)は25日の区議会本会議で、11月3日告示、10日投票の区長選に立候補せず、今期限りで引退する意向を表明した。

西川区長は、一般質問の答弁で「次の世代への道筋を十分に示すことができたとの思いで、今期をもって後進に道を譲ることとしたい」と述べた。

都議(4期)、衆院議員(3期)を務め、2004年の区長選で初当選した。現在5期目で、都内の区市町村長では最高齢。11年から19年まで特別区長会会長を務めた。

物質的な豊かさではなく住民の「幸福実感」の向上を行政の目標にしようと「荒川区民総幸福度(GAH)」の研究に取り組み、13年に同様の問題意識を持つ全国の自治体で「幸せリーグ」を結成、会長に就任した。

区長選には現段階で、立候補を明らかにしている人はいない。(鈴木里奈)


免責事項:この記事は他のメディアから複製されています。転載の目的は、より多くの情報を伝えることです。このウェブサイトがその見解に同意し、その信頼性に責任があることを意味するものではなく、法的責任を負いません。 このサイトのすべてのリソースはインターネット上で収集されます共有の目的は、すべての人の学習と参照のみです。著作権または知的財産権の侵害がある場合は、メッセージを残してください。
© 著作権 2009-2020 日本のニュース      お問い合わせください   SiteMap