故洪永佑さんが描いた朝鮮半島の庶民の暮らし 在日コリアン2世の回顧展 練馬区立美術館で20日から

洪永佑さんの作品「歓喜」(部分)

在日コリアン2世の画家洪永佑(ホンヨンウ)さん(1939~2019年)の回顧展「郷愁」が20~25日、練馬区立美術館(東京都練馬区貫井)の区民ギャラリーで開かれる。

洪さんは愛知県岡崎市生まれ。出版社の編集者として働きながら、自身のルーツである朝鮮半島の文化を追体験しようと、独学で絵を描き続けた。庶民の素朴な暮らしを題材にした「民俗画」と呼ばれる作品は、どこか懐かしい空気を漂わせる。朝鮮時代の市場のにぎわいが聞こえてきそうな絵もある。

洪さんは絵本も手がけた。24日午前11時からは「ホン・ヨンウの昔話絵本の読みきかせ会」を開催。「まぬけなトッケビ」「ふしぎな瓶かめ」という昔話を扱った2冊を読む。午後2時からは洪さんの思い出を語るトークイベントも。

午前10~午後6時(20日は正午~午後6時、25日は午前10~午後4時)。入場無料。(出田阿生)


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