茶会の会場となるMaで打ち合わせをする岡本恭子さん(左)と志村ひろみさん=新宿区で
「TEA CULTUREをムサビ的に遊ぼう」-。金沢市内でクラシック音楽や現代アートと融合した茶会を開いている裏千家茶人の岡本恭子さん(石川県内灘町)が提案した茶会が24日、東京都新宿区の武蔵野美術大・市ケ谷キャンパスで開かれる。卒業生の作品とコラボレーションしながら茶の湯文化に触れてもらう。
会場は、市ケ谷キャンパスの7階のフリースペース「Ma」。中央にテキスタイル作家の志村ひろみさん(文京区)の新作を掛け軸に見立てて飾り付ける。白と黒が交互にリズミカルな模様を織りなし、黄や青などのカラフルな部分と好対照を見せる=写真。茶わんは卒業生の今千春さん、由良薫子さんらの作品を使う。
岡本さんは「茶会は集まった人々が相互に影響し合うインタラクティブな場。極上のひとときを楽しんでいただければ」と話している。茶会は午前11時から5席あり、参加費は千円。申し込みはこちらへ。(沢井秀和)