パリ五輪・フェンシング「銅」宮脇選手 世田谷区長に「4年後も結果残す」

保坂展人区長(左)とともに銅メダルを手にする宮脇花綸選手=世田谷区役所で

パリ五輪のフェンシング女子フルーレ団体で銅メダルを獲得した東京都世田谷区出身、在住の宮脇花綸(かりん)選手(27)が3日、区役所を訪れ、保坂展人区長にメダル獲得を報告した。4年後のロサンゼルス五輪の金メダルを見据え、「今後の国際大会では個人でも団体でも結果を残していきたい」と抱負を語った。

区職員や区民に拍手で出迎えられた後、区長と面談した宮脇選手。自らのチームも含め、五つのメダルを獲得したフェンシング日本勢の躍進について「まさか5個もメダルを取れるとは。皆が勢いづいていた」と振り返った。

区長に今後の抱負を問われると、「金メダルにはまだ遠かったのかな」と気を引き締め、「(世界を転戦する)普段のツアーでも個人のメダル、団体の金メダルを取っていくことが必要になる」と自らに言い聞かせた。(佐藤航)


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