新宿区教委職員が給与106万円不正受給 停職6カ月懲戒処分

東京都新宿区は12日、通院するなどとうそをついて早退を繰り返し、給与106万円を不正に受給したとして、教育委員会の職員(61)を同日付で停職6カ月の懲戒処分とした。

区によると、職員は昨年6月から今年3月の44日間にわたり、以前の軽減勤務が継続しているかのように偽って、本来より1~4時間早く退勤。計138時間分の給与を不正に受け取った。今年4月に異動した新しい部署でも、同様に早退したため問題が発覚。職員は不正受給を認めている。

吉住健一区長は「区民の信頼を大きく損なう言語道断な行為で、心から深くおわびする」とコメントを発表した。(中村真暁)


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