2019年に開かれたまつりの様子=須藤さん提供
「月が出た出た月が出た」のフレーズでおなじみの炭坑節の盆踊り大会「にっぽり炭坑節まつり」が14、15日、東京都荒川区の日暮里駅前イベント広場で開かれる。
炭坑節は、石炭の町として栄えた福岡県田川市の労働者たちが歌い出したのが始まりとされる。祭りは、田川市を舞台に映画を撮ったことがある荒川区のプロデューサー須藤為五郎さん(67)の旗振りで始まり、今年で10回目。新型コロナウイルス禍の影響で2019年以来の開催となる。
盆踊りの時間は両日とも午後2時と6時。14日午後7時からは、音楽ユニット「TRF」のDJ KOO(コー)さんらが出演し、イベントを盛り上げる。両日とも開場は午前10時で、屋台や田川市の物産展などが並ぶ。須藤さんは「ひとつの輪になって、みんなで踊りましょう」と呼びかけている。(細川暁子)