「ガザの声が聞こえますか?」 三鷹で世界へ伝えるポスター展 戦禍の続くパレスチナから作品20点

パレスチナ人作家のポスターを集めた展示=三鷹市井の頭2で

戦禍の続くパレスチナ自治区ガザをテーマにしたポスター展「ガザの声が聞こえますか?」が9日、東京都三鷹市井の頭2のギャラリー&カフェinoで始まった。パレスチナ人の作家らが、苛烈な攻撃を受けるガザの実情を伝えようと制作した約20点を集めた。(岡本太)

展示しているのは、1~4月にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催されたポスター展に出品された作品の一部。パレスチナ文化研究者の長沢美抄子さん(69)が複製を購入した。4月から横浜や池袋など国内各地を回って展示を続けている。

展示されたポスターの一つ。破壊される街の写真の中央に「僕らは何とかやってるよ。君は?」と書かれている

パレスチナの解放を訴えるポスター


シンガー・ソングライター、ハーレド・エル・ハベルさんの作品は、激しい爆発で破壊されるガザの街の写真の中央に、アラビア語で「僕らは何とかやってるよ。君は?」とのメッセージが記されている。

他に、ガザでの抑圧された生活を伝えるポスターや、イスラエル軍の攻撃で日々増えていく子どもの犠牲者の数を取り上げて「パレスチナの子どもたちは数字ではない」と訴える作品などが並ぶ。

20日まで午前11時半~午後4時。月、火曜休み。入場無料。問い合わせはギャラリー&カフェino=電0422(24)6545=へ。


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