山形県舟形町が出したアユの塩焼きのブース=港区の新橋駅前で
東京都港区と交流のある全国各地の名産品を集めた「全国交流物産展in新橋」が30日、港区の新橋駅前SL広場で始まった。区と友好交流の協定を結ぶなどした全国33の自治体をはじめ、区内の商店会や観光協会などが出展。日替わりで1日当たり20のブースが並ぶ。11月1日まで。
産地直送の野菜や特産品を販売。地酒の試飲販売のほか、アワビの踊り焼き、ホタテの浜焼きといった海産物、石垣牛の串焼きなどが並び、その場で味わえる。30日に出展した山形県舟形(ふながた)町からはアユが届いた。炭で塩焼きしたアユを、おいしそうに頰張る来場者らの姿が見られた。
群馬県沼田市から来ていた阿部万夢(まゆ)さん(19)は「知人が沼田の焼きまんじゅうを売っているので、見に来た。宇都宮ギョーザも食べてみたい」と話していた。午前11時~午後8時。入場無料。(岡本美紀)