開場6周年を迎えた国内最大の魚市場、豊洲市場(東京都江東区)で3日、「豊洲市場まつり」が初めて開かれる。魚介類のプロが選んだ新鮮な海の幸を手頃な価格で味わえるほか、東京海洋大名誉博士のさかなクンのトークショーなどの催しもある。午前9時半~午後2時、入場無料。
飲食コーナーは70ブースとキッチンカー30台が集結。天然本マグロの中とろと赤身の「マグロ漬け丼」は800食限定で、「もうけ度外視」の税込み千円で提供される。1月の能登半島地震で大きな被害の出た石川県の「復興海鮮丼」や「海女さんワカメスープ」、東北3県の料理を販売する「復興支援コーナー」も設ける。さかなクンのトークショーは正午から。食育や縁日のコーナーもある。
まつりは市場の卸売業者らでつくる実行委員会が主催し、都が共催する。(押川恵理子)